2025.07.19

リブグッドは日本で広がるか？グローバルMLMの構造と日本市場の適応性を読み解く

この記事の目次

リブグッドとは何者か
現在の日本展開と普及状況
なぜ今、日本で注目され始めたのか
1. 1. 物価高と副業ニーズの高まり
2. 2. 「紹介しなくても稼げる」という逆説的な訴求力
報酬プランの深層構造と課題
1. マッチングボーナスの実質的な主力性
日本市場での懸念点と適応障壁
では、リブグッドの日本での「将来性」はあるのか？
成功のカギは「個人がメディア化する力」
まとめ：LiveGoodは「楽して稼げる」モデルではない

リブグッドとは何者か

リブグッド（LiveGood）は、米国フロリダ州を拠点とする健康食品・サプリメント企業であり、ネットワークビジネス（MLM）のモデルを採用しています。特筆すべきは、製品の価格設定と報酬設計における「紹介不要でも報酬が得られる」という設計思想です。

創業は2021年。設立から数年でグローバル展開を果たし、2023年以降はアジア、特に日本にも注目しています。

現在の日本展開と普及状況

日本国内では2023年後半から本格的な紹介活動が始まり、2024年には主要なリーダー層が形成されつつあります。2025年半ば時点では推定数千人〜1万人規模と見られていますが、他国に比べてまだ初期フェーズにあります。

それは、日本において「MLM＝勧誘が必要」という固定観念が根強く、「紹介なしで収益を得られる」というLiveGood独自のシステムが正しく理解されていないことにも起因します。

Takaは2024年の4月からアフィリエイトMLM（MLA）に取り組み、
現在は月に40万円ほどの権利的収入を得られるようになりました。

なぜ今、日本で注目され始めたのか

1. 物価高と副業ニーズの高まり

現在、日本ではインフレに伴う生活コストの上昇と、終身雇用の崩壊により、副収入を求める人が急増しています。副業解禁の流れの中で「時間を切り売りしない」「リスクが少ない」モデルに対する需要が拡大しており、LiveGoodのようなサブスクリプション型報酬構造が注目されやすくなっています。

2. 「紹介しなくても稼げる」という逆説的な訴求力

MLMに抵抗がある層でも、「紹介不要で収益が出る可能性がある」という仕組みには耳を傾けやすい現実があります。これは、従来のMLMとは一線を画すマーケティング心理をついた戦略です。

報酬プランの深層構造と課題

LiveGoodの最大の特徴は、月額$9.95で最大$2,047.50/月（理論値）の報酬を得られる「2×15マトリックス報酬構造」です。しかしこの報酬が最大化するのは、上位の紹介者たちが大量のメンバーを継続的に組織に追加し続けることが前提です。

つまり、”紹介なしでも稼げる”というのはあくまで理論的な設計であり、実際に継続的な報酬を得るには長期的視野とタイミングの見極めが必要になります。

マッチングボーナスの実質的な主力性

また、LiveGoodの本質的な報酬源は「自分が直接紹介したメンバーの収益に対する50％のマッチングボーナス」にあります。つまり、「紹介しなくても報酬はある」ものの、「紹介した方が圧倒的に早く・大きな収益が出る」ことは明らかです。

日本市場での懸念点と適応障壁

税務や通関リスク：個人輸入における通関トラブルや課税リスクがある。日本法人が存在しないため、法的な保護が弱い。
配送コスト：送料が約3,000円ほどかかることが、継続的な購買の障壁となる。
文化的なアレルギー：日本ではMLMに対する社会的信用度が極めて低いため、オンラインでの展開力やブランド戦略が問われる。

では、リブグッドの日本での「将来性」はあるのか？

結論から言えば、「将来性はあるが、主導権を握るのは“戦略を理解した者”に限られる」です。

先行者利益はまだ残っているが、確実に縮小傾向。
パートタイム感覚では成果を出しにくく、SNSやSEOを含めたコンテンツ戦略が必須。
紹介者の教育力やコンテンツ構築力が、日本におけるLiveGoodの成長スピードを左右する。
日本に物流センターが出来るかがカギ。仮に物流センターが出来れば、送料が一気に安くなるため急激な会員増に起因する。

成功のカギは「個人がメディア化する力」

今後、リブグッドが日本で拡大するかどうかは、「紹介を受けた人」ではなく、「紹介できる仕組みを作った人」に収益が集中する構造です。

つまり、LiveGoodにおいても最も成功するのは、

SNSで価値を語れる人
WordPress（ブログ等）で記事を届けられる人
顧客や見込み客をファン化できる人

これらのスキルをもつ個人に限られます。

まとめ：LiveGoodは「楽して稼げる」モデルではない

LiveGoodは確かに革新的なMLMモデルを提供していますが、それは「誰でもすぐに稼げる」ことを意味しません。

むしろ、“システムを理解し、言語化し、拡張できる個人”が勝つ構造です。

この構造を日本で活かすには、単なる紹介ではなく、仕組み化されたマーケティング戦略と継続的な発信力が求められるでしょう。

Takaは2024年中はSNSとこのブログで集客を頑張ってきました。
2025年に入ってからは週１日～２日ほど隙間時間にカフェで1時間ほどポチポチやる位です。
月額1,500円というのもあり収益までのハードルがすごく低いのもいいですね。
これが毎月無料とかだと3日坊主になりそうだし、ちょうどいい負荷だと思います🤭

実際には私が紹介した方々の中には、
一切集客しなかった方（ポジションだけ確保）でも毎月2万円近く収益を得ている方もいらっしゃいます。
早いポジション登録と運の要素にもよりますが、それもリブグッドの面白い所だと思います。